エピソード1
名称 | 内容 | 入手場所 |
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実験体収容の注意事項 | 実験体収容の注意事項 実携帯収容に従事する者は以下の点を守ること ・監視は24時間体制で行うこと。 ・常にセンサーの変化に注意し、10分ごとに記録を残すこと。 ・実携帯に”異常”が発生して場合は、即座に処分すること。 | エピソード1:クレア編 ガラスを割って移った部屋 |
警備強化の通知 | 警備強化の通知 所長からの指示に従い、実験に使用していた “火災放射像”を、出入り口に移設した。 火炎の威力はすさまじく、 多数の脱走者が突入しても難なく焼き殺せる。 こいつは実に頼りになる門番といえるだろう。 これで、実験体たちの脱獄は不可能に近い。 | エピソード1:クレア編 収監区域1F 出口付近の左側の机の上 |
『流刑地にて』の書き写し | 『流刑地にて』の書き写し 旅行者はたずねた。 「あの男は、自分自身に課せられた判決を 知らないのですかね? 」 将校は答えた。 「教えてやっても意味はないでしょう。 なにしろ自分の身体に刻まれるわけですから」 フランツ・カフカ 『流刑地にて』より | エピソード1:クレア編 図引きの歯車のある部屋の外。通路にある椅子の上 |
囚人の手紙 | 母さん… 助けて、母さん… 実験体と呼ばれて、 拷問を受ける毎日が続いている… 僕が何をしたと言うんだろう? どうして僕はこんな目にあってるんだ!? 痛いよ 怖いよ もう気が狂いそうだ… | エピソード1:クレア編 2F、牢屋の中の机の上 |
実験に際しての注意事項 | 実験に際しての注意事項 実携帯の状態を現すセンサーは、 アドレナリンとノルアドレナリンの分泌量による ”恐怖”の度合いによって色が変化する。 緑:平常 橙:緊張 赤点滅:恐怖 赤:発症 実験中に実験体のセンサーが”赤” すなわち”発症”した場合は、即射殺せよ。 | エピソード1:クレア編 2F、アフリクテッドが2体出てくる角部屋の左の棚 |
『掟の門』の書き写し | 『掟の門』の書き写し 男は門の中へ入れて欲しいと申し出た。 門番は答えた。 「そんなに入りたいなら、禁止にそむいて入るがいい。 だがいいか、わしはいちばん下っぱだ。 この先にいる門番たちは、ふるえあがるほど恐ろしい」 フランツ・カフカ 『掟の門』より | エピソード1:クレア編 2F、大部屋の中央の棚 |
脱獄についての報告書 | 脱獄についての報告書 脱獄を計った被検体J038号を射殺。 死体は廃棄物として処理。 2階の入り口側にある1号房は 壁の補修完了まで使用禁止とする。 | エピソード1:バリー編 管理室の机の上 |
囚人の日記 | 囚人の日記 8月7日 理由も分からずに捕らえられて数日。 奴らはここで実験と称して、来る日も来る日も 拷問を繰り返している。 他にも同じように捕らえられている人がいるのか? なぜ?なんのためにこんなひどいことを? 8月8日 共に囚われた弟は、火を噴く像に左腕を焼き尽くされ、 さらに回転する刃物を備えたイカれた像で、 左足を吹っ飛ばされた。 明日は、残りの腕と脚に同じことをするらしい。 弟の「早く殺してくれ」という叫び声が耳から離れない。 看守は、恐怖に震える俺に、 「弟が生きながらえるよう祈れ、 弟がしねば、次はおまえの番になるのだ」と告げた。 8月9日 待ち受けつ苦痛への恐怖と絶望しか 感じられない日々。 死んだ方がマシだ… 弟の声が聞こえなくなった… 看守の足音が、近づいてくる… | エピソード1:バリー編 管理室のあるフロアの牢屋の中 |
脱獄者の密告 |
エピソード2
名称 | 内容 | 入手場所 |
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旅人の日記 | 旅人の日記 2008.10.11 地図には存在しない島。 ある文献からその存在を知った私は、 好奇心に駆られるままに島へど降り立った。 着いて間もなく、とんでもないことになった。 上陸するために乗ってきたヘリを没収され、 島の者に捕らわれてしまったのだ。 今は廃屋に監禁されている。 私に対するこの島の者たちの反応は異常だ。 言葉にするのは難しいが、何かがおかしい。 何だ…? 2008.10.12 島の者たちがm私の処遇について 話し合いをしているようだ。 私が怪しい者ではないことを 必死で訴えてみるが、一向に耳を貸そうしない。 私は、どうなってしまうのか… 2008.10.19 素性のわからないよそ者に、 この島が知られてしまったことを よく思っていないのだろうか。 興味本位で来てしまったことを本当に深く 後悔している。 2008.12.10 外の様子がおかしい。 一体何が起きているのか? 周囲に人の気配が感じられず、 ときおり獣のようなり声が聞こえる。 私は…捨てられてしまったのか? 2008.12.19 食事も水も つきて。 わたしは このまま ここで ころされてしまうのか。 2008.12.26 みず のみ たい | エピソード2:クレア編 エピソード2:バリー編 漁村でペドロがドリルを初めに使う廃墟 |
模擬実験記録 | 模擬実験記録 2009/11/8 今回は、”本番”に近い状況を想定し、 11人の実携帯に腕輪型特殊センサーを装着、 強い精神的負荷を断続的に与えて、 実験隊の経過を観察した。 結果、3人は即死。 8人は”発症”したため射殺処理。 全員が負荷による恐怖に耐えられなかった、 という結果をもって実験は終了。 | エピソード2:クレア編 ナタリアを追って入る建物の中 |
市街の住民のメモ | 市街の住民のメモ 救世主様がこの島に来られてからというもの、 島は見違えるように好況になった。 高山に新たに建設された施設に、 俺たち島民を、雑用だけでなく研究員としてまで、 大量に雇用してくれるなんで。 まさに救いの神だ。 中には救世主様を疑う連中もいるが、 意味がわからない。 気に入らないのなら、そいつらが 島から出て行けばいいんだ。 | エピソード2:クレア編 住居施設の小部屋の棚(バスルーム) |
ゲーブの書き置き | ゲーブの書き置き 「この島に捕らわれてきた者たちへ」 俺たちは何者かに拉致され、ここで目覚めた。 ニール、ペドロ、エドワード、ゲーブの4人だ。 ここがどこだか、他に誰かいるのか、 何もわからない。 周りからは、人間のものとも獣のものともつかない 遠吠えが聞こえる。それも、複数だ。 いったい、何がどうなってやがる!? 手には妙な腕輪が付けられている。 そこから女の声がして”ヴォセク”とかいう場所へ 向かえと言われた…。 もし、このメモを見た仲間がいたら、 腕輪の指示通り”ボセク”で落ち合おう。 幸運を祈る。 ゲーブ | エピソード2:バリー編 序盤の廃墟の棚 |
漁村の女の手紙 | 漁村の女の手紙 愛するあなたへ 高山へ出稼ぎに出て、一年になるわね。 島を復興させたあの方の計らいで、 あなたも、村の仲間もみんな、 高山の仕事にありつけて、本当に良かったわ。 でも、なぜなの? 約束の期間は過ぎたのに、あなたは帰ってこない… いいえ、あなただけじゃないわ 仲間の誰一人として、 この村に帰ってきていない… 高山では、生物が有毒ガスの影響を受けて、 目に見えない恐ろしいバケモノに変異したという、 信じられない噂も耳にしたわ。 あなたの無事を心から祈っています。 一日も早く、帰ってきて。 | エピソード2:バリー編 漁村の家の中 |
ペドロの腕輪解析メモ | ペドロの腕輪解析メモ ・GPSユニットを確認。おそらく俺たちの場所は探知されている。 ・送受信器で向こうからの音声はもちろん、こちらの声も届いてる。 ・周波数解析の結果、送信はこの島の中心で障害の少ない高い位置、 つまり、あの塔だ。あの女はそこにいるに違いない! ・生体センサーでつけている者のヴァイタルサインが送られている。 あの女はマジで俺たちのことを監視しているらしい。 こいつはウィルスの投与もハッタリじゃねえ。 早くなんとかしなきゃ、マジでやべえ! | エピソード2:バリー編 漁村の酒場のカウンターの上 |
市街の住民の手記 | 市街の住民の手記 あの方の施設に行ったきり 帰ってこない夫を、迎えに行った。 施設の人たちは、私の不安を察して、 とても親切にしてくれた。 感染防止のための注射を打ってくれたり、 お守りだと言って腕輪までつけてくれた。 こんな立派な施設を建ててくださるなんて、 やっぱりあの方は、この島を救ってくれた 素晴らしい救世主だわ。 一瞬でも、あの方を疑ってしまった 自分が恥ずかしい。 気のせいか、さっきから、頭がフラフラする… 通された奥の部屋で、夫とやっと会うことできた。 でも困ったわ。 首から下が ないんだもの。 これは一緒に帰れない じゃない。 さっきから、お守りの腕輪が、 BBと鳴って耳障り 早く夫 の 体をみつけ て かえらない と 息子がお なかを す かせ ま てる | エピソード2:バリー編 市街地住居施設の部屋の棚 |
臨床実験記録 | 臨床実験記録 2010/1/24 試験ウィルス「t-Phobos」は、完成まであと一歩。 先の改良によって、t-ウィルスの持つ致死性は抑制され、 「精神的な強い負荷によって発症する仕組み」は みごと実現された。 また、実験隊の抗体率も2%以下と、目標値を達成している。 我々に与えられた時間はあと少し。 本番は近い。ミスは許されないのだ。 | エピソード2:バリー編 塔の中、ドラム缶を通過して、正面辺りの台の上 |
父への悼辞 | 父への悼辞 新世界の秩序を自ら創造する望みも、 老いと病には逆らえなかった。 全てを手にした貴方を裏切った命に捧げる。 叡智の限りを注いだ”息子”の手で、 忘却の無へと葬り去られた、 憐れなる我が父よ。 ここに誓いましょう。 不遜なる貴方の”娘”めが、 貴方の強大な力と莫大な富を、 貴方が忘却した無の底より、 手をのばし貰い受け、 新世界の秩序を、永劫の叡智を、不滅の命を、 必ずやつかんでみせましょう。 この先、貴方の霊が救われることなく、 憤怒の歯ぎしりが永遠の無で響くことを…。 | エピソード2:バリー編 塔の中、左側の階段の途中 |